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大君
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おおきみ
ふりがな文庫
“
大君
(
おおきみ
)” の例文
信長はかならず乱脈と暗黒に沈んでいる日本全土の人々を
甦
(
よみが
)
えらせてみせる。
大君
(
おおきみ
)
の御こころを安んじ奉る日を迎え取ってみせる。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
へなへなした和歌が、
大君
(
おおきみ
)
やお国のための戦いを
恭
(
うやうや
)
しくたたえた作品が、明治以後にいかに多かったことか。
ペンクラブと芸術院
(新字新仮名)
/
正宗白鳥
(著)
吾
大君
(
おおきみ
)
ものなおもほし大君の御楯とならん我なけなくに
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
昭和時代に「
大君
(
おおきみ
)
の
辺
(
へ
)
にこそ死なめ」
天皇:誰が日本民族の主人であるか
(新字新仮名)
/
蜷川新
(著)
我
(
わ
)
が
大君
(
おおきみ
)
の
夢殿
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
▼ もっと見る
なれど、きのうの
大君
(
おおきみ
)
は大君でいらせられる。また元々、私とて、皇室をないがしろに
観
(
み
)
た覚えはございませぬ。
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大君
(
おおきみ
)
の
御稜威加賀焼
(
みいつかがやく
)
日之本荷
(
ひのもとに
)
狂業須流奈
(
たわわざするな
)
痴廼漢人
(
おそのからびと
)
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
「奸賊とは誰をいうか。
御民
(
みたみ
)
みな
大君
(
おおきみ
)
のおおみたから、わけても予が
膝下
(
しっか
)
よりそだてて労苦をともにし、いま
綱条
(
つなえだ
)
に仕えおる水戸の臣に、奸賊などと名づくるものはおらぬ」
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そう感じてくれたら、一刀でもよい。
大君
(
おおきみ
)
を護り奉るに足るような銘刀を
山浦清麿
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
わが
大君
(
おおきみ
)
の民くさでない者はない。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“大君”の意味
《名詞》
君主に対する敬称。
江戸時代、幕府が外国に対して使用した将軍の別号。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
君
常用漢字
小3
部首:⼝
7画
“大君”で始まる語句
大君畑