“オホギミ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな：おほぎみ
語句割合
大宜味50.0%
大王50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
謝名城（ジナグスク）（大宜味（オホギミ）村）の海神祭（ウンジヤミ）のおもろには「ねらやじゆ〔潮〕満（サ）すい、みなと〔湊〕じゆ満（ミチ）ゆい……」とあつて、沖あひの事を斥（さ）すらしい。
琉球の宗教 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)
国頭（クニガミ）の大宜味（オホギミ）村の青年団の発会式に、雀の迷ひ込んだのを、此会の隆んになる瑞祥だ、と喜び合うたのは、近年の事である。
琉球の宗教 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)
橘守部の痛快に解釈した「大王（オホギミ）の御寿（ミイノチ）は長く天（アマ）たらしたり」の歌なども「天之御蔭・日之御蔭」といふことが、類型的の表現になつてゐる為に、其間に、綱の事を云ふのを忘れて了うてゐるのである。
神道に現れた民族論理 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)