トップ
>
せいひつ
ふりがな文庫
“せいひつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
セイヒツ
語句
割合
静謐
73.8%
靜謐
18.5%
声蹕
1.5%
正筆
1.5%
省筆
1.5%
聖櫃
1.5%
静蹕
1.5%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
静謐
(逆引き)
客同志見知り越しのものもある。お互いに目礼はするが言葉に出して期待の時間の
静謐
(
せいひつ
)
を破りはしない。ただ腹の中で互いに想う。
食魔に贈る
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
せいひつ(静謐)の例文をもっと
(48作品)
見る
靜謐
(逆引き)
其
(
その
)
下
(
した
)
は
疑
(
うたがひ
)
もなき
大洞窟
(
おほほらあな
)
で、
逆浪
(
ぎやくらう
)
怒濤
(
どたう
)
が
隙間
(
すきま
)
もなく
四邊
(
しへん
)
に
打寄
(
うちよ
)
するに
拘
(
かゝは
)
らず、
洞窟
(
ほらあな
)
の
中
(
なか
)
は
極
(
きわ
)
めて
靜謐
(
せいひつ
)
な
樣子
(
やうす
)
で、
吾等
(
われら
)
の
歩
(
あゆ
)
む
毎
(
たび
)
に、
其
(
その
)
跫音
(
あしおと
)
はボーン、ボーン、と
物凄
(
ものすご
)
く
響
(
ひゞ
)
き
渡
(
わた
)
つた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
せいひつ(靜謐)の例文をもっと
(12作品)
見る
声蹕
(逆引き)
景陽宮の
深殿
(
しんでん
)
は、ここ
燿
(
かがや
)
く
祗候
(
しこう
)
ノ
間
(
ま
)
だった。
出御
(
しゅつぎょ
)
の
金鈴
(
きんれい
)
がつたわると、ほどなく
声蹕
(
せいひつ
)
の
鞭
(
むち
)
を告げること三たび、
珠簾
(
しゅれん
)
サラサラと捲き上がって
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
せいひつ(声蹕)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
正筆
(逆引き)
沙翁はクラレンス公爵の塔中で殺さるる場を写すには
正筆
(
せいひつ
)
を用い、王子を
絞殺
(
こうさつ
)
する模様をあらわすには
仄筆
(
そくひつ
)
を使って、刺客の語を
藉
(
か
)
り裏面からその様子を
描出
(
びょうしゅつ
)
している。
倫敦塔
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
せいひつ(正筆)の例文をもっと
(1作品)
見る
省筆
(逆引き)
それは巧妙な芸術家の事である。同じモデルの写生を
下手
(
へた
)
に繰り返されては、たまったものではない。ここらで
省筆
(
せいひつ
)
をするのは、読者に感謝して
貰
(
もら
)
っても
好
(
い
)
い。
カズイスチカ
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
せいひつ(省筆)の例文をもっと
(1作品)
見る
聖櫃
(逆引き)
そして彼はサント・ジュヌヴィエーヴ会堂の
聖櫃
(
せいひつ
)
を不作法に取り扱って、サン・ジャンヴィエの聖壺に命令を下していた。
レ・ミゼラブル:06 第三部 マリユス
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
せいひつ(聖櫃)の例文をもっと
(1作品)
見る
静蹕
(逆引き)
綴織
(
ツルネー
)
の下った
長管喇叭
(
トロムパ
)
の音が起って
筒長太鼓
(
ライディング・ティンパニイ
)
が打ち鳴らされ、
静蹕
(
せいひつ
)
を報ずる
儀仗
(
ぎじょう
)
官の声が聴かれたなら、ちょうどそれが、十八世紀ヴュルッテムベルクかケルンテン辺りの
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
せいひつ(静蹕)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
しょうひつ
しじま
しず
しずか
セイヒツ