“セイヒツ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:せいひつ
語句割合
静謐100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丑刻ウシに、静謐セイヒツの頂上に達したウツは、其が過ぎると共に、俄かに物音が起る。月の、空を行く音すら聞えさうだつた四方の山々の上に、まづ木の葉が音もなくうごき出した。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
静謐セイヒツノ功ヲイタセ
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)