“しやうし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
生死75.0%
將士8.3%
賞詞8.3%
賞賜8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことふゆしたからはるあたまもたげる時分じぶんはじまつて、つくしたさくらはな若葉わかばいろへるころをはつた。すべてが生死しやうしたゝかひであつた。青竹あをだけあぶつてあぶらしぼほどくるしみであつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
われ百萬ひやくまん巨艦きよかんあり。 雲霞うんかごと將士しやうしあり。
深くあはれみ此人々の爲にそうを多くまねき同村の寺にて大法會ほふゑ執行とりおこなひ村中へは施行せぎやうをなし夫れより後傳吉は倍々ます/\其身をつゝしみ村人をあはれみければ一村こぞつて其徳を稱し領主よりも屡々しば/\賞詞しやうし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
しからずば、一時の賞賜しやうしを得ようとして、斯様なことを妄言まうげんするに至つたのかも知れない。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)