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こざ
ふりがな文庫
“こざ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
胡坐
31.6%
小賢
15.8%
胡座
15.8%
孤坐
10.5%
枯坐
10.5%
踞坐
10.5%
厶
5.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
胡坐
(逆引き)
どっかと
胡坐
(
こざ
)
して、
炬
(
かがり
)
の如き眼光鋭く、じろりと新九郎を
睥睨
(
へいげい
)
した様子、これなん大円房覚明と見えた。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こざ(胡坐)の例文をもっと
(6作品)
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小賢
(逆引き)
握る名と奪える
誉
(
ほまれ
)
とは、
小賢
(
こざ
)
かしき
蜂
(
はち
)
が甘く
醸
(
かも
)
すと見せて、針を
棄
(
す
)
て去る蜜のごときものであろう。いわゆる
楽
(
たのしみ
)
は物に
着
(
ちゃく
)
するより起るが
故
(
ゆえ
)
に、あらゆる苦しみを含む。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
こざ(小賢)の例文をもっと
(3作品)
見る
胡座
(逆引き)
「膝を崩したらどうです」東湖は大きく
胡座
(
こざ
)
し、自ら酌をしてぐいぐいと飲みだした、「今日はもう固苦しい話はやめだよ、それより世間話をしよう、あんたは校川さんの
伜
(
せがれ
)
さんだそうだね」
新潮記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
こざ(胡座)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
孤坐
(逆引き)
そう云う中でひとり影の如く
孤坐
(
こざ
)
している父を見ることは、何か奇怪な夢の世界に引き入れられた感じであったが、でもあたりには鼻を
衝
(
つ
)
く屍臭が
瀰漫
(
びまん
)
していたので
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
こざ(孤坐)の例文をもっと
(2作品)
見る
枯坐
(逆引き)
昨日
(
きのう
)
までは綿入を二枚重ねていたのに今日は
袷
(
あわせ
)
に
半袖
(
はんそで
)
のシャツだけで、朝から運動もせず
枯坐
(
こざ
)
したぎりであるから、不充分な血液はことごとく胃のために働いて手足の方へは少しも巡回して来ない。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
こざ(枯坐)の例文をもっと
(2作品)
見る
踞坐
(逆引き)
危岩
突兀
(
とつこつ
)
勢
将
(
まさ
)
に頭上に
落
(
お
)
ちんとす、進退
維
(
こ
)
れ
谷
(
たに
)
まり
敢
(
あへ
)
て良策を
案
(
あん
)
するものなく、一行叢中に
踞坐
(
こざ
)
して又一語なし、余等口を
開
(
ひら
)
きて曰く、
進
(
すす
)
むも
難
(
かた
)
く
退
(
しりぞ
)
くも亦
難
(
かた
)
し、難は一なり
寧
(
むし
)
ろ
進
(
すす
)
んで
苦
(
くるし
)
まんのみと
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
こざ(踞坐)の例文をもっと
(2作品)
見る
厶
(逆引き)
「もし、半之丞さまでは御座りませぬか。——ああ、もし、半之丞さま。虎松で
厶
(
こざ
)
いますよ」
くろがね天狗
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
こざ(厶)の例文をもっと
(1作品)
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あぐら
ござい
ござる
すわ
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