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枯坐
ふりがな文庫
“枯坐”の読み方と例文
読み方
割合
こざ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こざ
(逆引き)
土間からオズオズ
覗
(
のぞ
)
いて見ている大噐氏の眼には、六畳敷位の部屋に厚い
坐蒲団
(
ざぶとん
)
を敷いて死せるが如く
枯坐
(
こざ
)
していた老僧が見えた。着色の塑像の如くで、生きているものとも思えぬ位であった。
観画談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
昨日
(
きのう
)
までは綿入を二枚重ねていたのに今日は
袷
(
あわせ
)
に
半袖
(
はんそで
)
のシャツだけで、朝から運動もせず
枯坐
(
こざ
)
したぎりであるから、不充分な血液はことごとく胃のために働いて手足の方へは少しも巡回して来ない。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
枯坐(こざ)の例文をもっと
(2作品)
見る
枯
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
“枯”で始まる語句
枯
枯木
枯草
枯葉
枯蘆
枯枝
枯野
枯死
枯山
枯渇
“枯坐”のふりがなが多い著者
幸田露伴
夏目漱石