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胡座
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こざ
ふりがな文庫
“
胡座
(
こざ
)” の例文
もしもこの時葉之助が、バッタリ地の上に倒れるか、ないしは
胡座
(
こざ
)
して大息を吐いたら、そのまま気絶したに相違ない。彼は十分働き過ぎていた。気息も筋肉も
疲労
(
つか
)
れ切っていた。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「膝を崩したらどうです」東湖は大きく
胡座
(
こざ
)
し、自ら酌をしてぐいぐいと飲みだした、「今日はもう固苦しい話はやめだよ、それより世間話をしよう、あんたは校川さんの
伜
(
せがれ
)
さんだそうだね」
新潮記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
わけても正面敷皮の上に寛々と
胡座
(
こざ
)
した武士はひときわ威風
四辺
(
あたり
)
を払って、一座の頭目と一眼で知れた。雪のように白い
頤鬚
(
あごひげ
)
を垂らし、頭髪を紫の
茶筅
(
ちゃせん
)
に取り上げ茶の胴服を
纏
(
まと
)
っていた。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“胡座”の意味
《名詞》
胡 座(こざ、あぐら 別表記:胡坐)
両足を前に組んで座ること。
(出典:Wiktionary)
胡
漢検準1級
部首:⾁
9画
座
常用漢字
小6
部首:⼴
10画
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胡坐
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