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瀰漫
ふりがな文庫
“瀰漫”の読み方と例文
読み方
割合
びまん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びまん
(逆引き)
彼は主観の裡に燃えるこの情熱によって、フランス中産階級の生活に
瀰漫
(
びまん
)
している因習と闘い、自分が自分である権利を主張して来た。
ジイドとそのソヴェト旅行記
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
資材も使わず、労力もあまりかけないで、何かあっというような物を作ってもらいたいという希望が案外
瀰漫
(
びまん
)
しているようである。
霧を消す話
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
単に勇気沮喪したばかりではありません、あだかもタブーを見るごとき畏れと気おくれがいはれなく彼の全身に
瀰漫
(
びまん
)
してきました。
淫者山へ乗りこむ
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
瀰漫(びまん)の例文をもっと
(49作品)
見る
“瀰漫”の意味
《名詞》
瀰 漫(びまん)
ある風潮、気分などが一面に広がること。
(出典:Wiktionary)
瀰
漢検1級
部首:⽔
20画
漫
常用漢字
中学
部首:⽔
14画
“瀰”で始まる語句
瀰
瀰散
瀰毒
瀰蔓
瀰散霧函
“瀰漫”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
木下尚江
大隈重信
橘外男
岩野泡鳴
谷崎潤一郎
黒島伝治
直木三十五
渡辺温
木暮理太郎