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こうはく
ふりがな文庫
“こうはく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
黄白
39.5%
紅白
34.9%
厚薄
9.3%
洽博
4.7%
侯伯
2.3%
厚伯
2.3%
宏博
2.3%
庚伯
2.3%
項伯
2.3%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黄白
(逆引き)
華族と云い
貴顕
(
きけん
)
と云い豪商と云うものは
門閥
(
もんばつ
)
の油、
権勢
(
けんせい
)
の油、
黄白
(
こうはく
)
の油をもって一世を
逆
(
さか
)
しまに廻転せんと欲するものである。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
こうはく(黄白)の例文をもっと
(17作品)
見る
紅白
(逆引き)
今年
(
ことし
)
みたいに、
紅白
(
こうはく
)
の
花
(
はな
)
がたんと
咲
(
さ
)
いた
歳
(
とし
)
は
無
(
な
)
い。
野
(
の
)
は
一面
(
いちめん
)
に
眼
(
め
)
が
覚
(
さ
)
めるやうな
色
(
いろ
)
だ。どこへ
行
(
い
)
つても
垣根
(
かきね
)
の
上
(
うへ
)
に
主
(
しゆ
)
の
御血潮
(
おんちしほ
)
は
煌々
(
ぴかぴか
)
してゐる。
浮浪学生の話
(新字旧仮名)
/
マルセル・シュウォッブ
(著)
こうはく(紅白)の例文をもっと
(15作品)
見る
厚薄
(逆引き)
ただし幸いなることには、小鳥に対する先生の好意には、著しい
厚薄
(
こうはく
)
がある。その愛憎には若干の
偏頗
(
へんぱ
)
がある。カワセミという奴ばかりは、実際困るのだといっている。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
こうはく(厚薄)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
洽博
(逆引き)
静軒は
滑稽諧謔
(
こっけいかいぎゃく
)
の才あるに任せ
動
(
やや
)
もすれば好んで
淫猥
(
いんわい
)
の文字を
弄
(
もてあそ
)
んだが、しかしその論文には学識
頗
(
すこぶる
)
洽博
(
こうはく
)
なるを知らしむるもの
鮮
(
すくな
)
からず、またその詩賦には風韻極めて
誦
(
しょう
)
すべきものが多い。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
こうはく(洽博)の例文をもっと
(2作品)
見る
侯伯
(逆引き)
五本骨の
扇
(
おうぎ
)
、三百の
侯伯
(
こうはく
)
をガッシとおさえ、三つ
葉葵
(
ばあおい
)
の金紋六十余州に輝いた、八代吉宗といえば徳川もさかりの絶頂です。
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
こうはく(侯伯)の例文をもっと
(1作品)
見る
厚伯
(逆引き)
津山宗伯、名は
義篤
(
よしあつ
)
、初
厚伯
(
こうはく
)
と称した。宝暦五年の生である。幕府の医官山崎宗運に師事し、宗字を贈られて宗伯と改めたと云ふ。按ずるに宗運は宗円ではなからうか。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
こうはく(厚伯)の例文をもっと
(1作品)
見る
宏博
(逆引き)
毎日々々諸方を案内しつつ互に
宏博
(
こうはく
)
なる知見を交換したのは、あたかも
籠
(
かご
)
の
禽
(
とり
)
のように意気銷沈していた当時の二葉亭の憂悶不快を紛らす
慰藉
(
いしゃ
)
となったらしかった。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
こうはく(宏博)の例文をもっと
(1作品)
見る
庚伯
(逆引き)
同じ
干支
(
えと
)
に生れた同年の者が交際するには干支の兄、干支の弟という意味で
庚兄
(
こうけい
)
庚弟
(
こうてい
)
と呼びあい、その子や甥などは干支の
伯
(
おじ
)
さんという
意見
(
いみ
)
で、それを
庚伯
(
こうはく
)
と呼ぶの風習があった。
水莽草
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
こうはく(庚伯)の例文をもっと
(1作品)
見る
項伯
(逆引き)
「わははは、何を戸惑うて。——これ両人、きょうは
古
(
いにしえ
)
の
鴻門
(
こうもん
)
の会ではないぞ。いずくんぞ
項荘
(
こうそう
)
、
項伯
(
こうはく
)
を用いんや、である。のう
劉皇叔
(
りゅうこうしゅく
)
」
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こうはく(項伯)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
おじ
きじろ
くわうはく