“こうだい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宏大40.9%
洪大13.6%
高台11.4%
広大9.1%
後代9.1%
廣大4.5%
高大4.5%
公台2.3%
曠代2.3%
鴻大2.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、休息もとらず、彼は宏大こうだい築土ついじの館門を入ると、そこここを見まわして、何か、感慨無量な容子ようすだった。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「それは、こんなところでなく、あちらに宏大こうだいな揚屋というものや、お茶屋さんというものがありますから、そこで聞いてごらん」
しかし、天恩洪大こうだいで、かえって芸術の奥には幽眇ゆうびょう不測なものがあることをご諒知りょうち下された。
鵞鳥 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
今は甲斐の自然が、人文の上に輝き始める回春期である、甲斐の文芸復興は、恐らくその洪大こうだいなる自然の上に打ち建てられるであろう。
不尽の高根 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
あの手作りの高台こうだい、あの一条ひとすじ篦目へらめ、何たる技巧の仕業であるか。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
よく支那や朝鮮のあの高台こうだいの強さに比べ得るものは、かかる雑器においてのみである。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
近代ドイツ風の交響曲作曲家として、これほど広大こうだいなスケールと、壮麗な表現を持った人はない。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
慕わせるより、なつかしがらせるより、一目見た男をする、ちから広大こうだい
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
第三の幽霊 いや、全集は出来ないがね。かく後代こうだいに僕の名前が、伝はる事だけはたしかになつたよ。
LOS CAPRICHOS (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
そして人間の子を生むは前記のとおり草木くさきと同様、わが種属を後代こうだいへ伝えてやさせぬためであって、別に特別な意味はない。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
佛像は怪奇至極なものですが、それだけに信者達から見れば、神通力廣大こうだいとも見えるのでせう。
地震ぢしん規模きぼ廣大こうだいなると陸地りくち震原しんげんからとほいために
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
そのはエリボルスのやまごと高大こうだいなるものである。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
いや、当時とうじ、海外から日本にきていて、この工事こうじ見聞みききしたクラセとか、フェローのような、宣教師せんきょうしでも、みなしたいて、その高大こうだいをつぶさに本国ほんごくへ通信していた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「申しおくれました。自分は、陳宮ちんきゅうあざな公台こうだいという者です」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
幕府諸藩心服つかまつらずては曠代こうだいの大業は恐れながら覚束おぼつかなく存じ奉り候。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
我は我が蒙りたる黙示の鴻大こうだいなるによりて高ぶることの莫からんために肉体に一つのとげを与えらる。
パウロの混乱 (新字新仮名) / 太宰治(著)