“テラス”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
露台20.0%
前庭10.0%
土壇10.0%
地壇10.0%
屋上露台10.0%
屋前10.0%
店先10.0%
店前10.0%
高台10.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主館おもや露台テラスの方で、女中の、悲しげな、鋭い絶望的な叫び声が、不意に私達の耳に聞えて来た。
死の快走船 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
コン吉が石炭庫の石炭で手ひどくやられた、右足を軽くびっこにひきながら、公爵とタヌのあとに附きそって、ブウルガムの広場スクワアルをひょろめき下り、しかるのち、オテルサヴォイの露台テラスに坐り込んで
珈琲店カツフエ前庭テラスBoiボワ の池。
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
「女王殿下、もう、お忘れですか? 私は、あの夜、サヴォイ・ホテルの土壇テラスでお目にかかった、志村竜太郎です。志村……」
墓地展望亭 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
よく彼女は、きめられた通り、何時間も地壇テラスの寒い日向に坐っていることがあった。
トリスタン (新字新仮名) / パウル・トーマス・マン(著)
反対側のほうはガラス扉越しに、ひろい地壇テラスと庭とが見渡された。
トリスタン (新字新仮名) / パウル・トーマス・マン(著)
向って左の方に、ひときわ高くあたかも船橋ブリッジのような屋上露台テラスを構えたのが主館おもやであろう。
死の快走船 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
庭の、屋前テラスの、離亭ちんの月、
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
停車場ステエシヨンを出ると大きな珈琲店キヤツフエが幾つも並んで店先テラスの椅子に男女なんによの客が満ちて居る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
零時半の開門の時間まで横町よこちやうの角の店前テラス午飯ひるはんを取つて待つて居ると、見物人が自動車や馬車で次第に髑髏洞カタコンブの門前にあつまつて来た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
と私は云つて居ました。海馬かいばの噴水の横から道をはすくともう白に赤の細いふちを取つたリラの店前テラスの張出した日覆ひおほひが、目の前でぱたぱた風に動いて居ました。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
場面はれヴェネチアに近き、チチアンが別荘の高台テラスの上である。