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みせさき
ふりがな文庫
“みせさき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
店頭
56.0%
店前
22.9%
店先
17.1%
見世先
2.3%
居先
0.6%
店端
0.6%
肆前
0.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
店頭
(逆引き)
金縁の
目金
(
めがね
)
を掛けたる五ツ紋の
年少
(
わか
)
紳士、襟を正しゅうして第三区の
店頭
(
みせさき
)
に立ちて、
肱座
(
ひじつき
)
に眼を着くれば、照子すかさず
嬌態
(
しな
)
をして
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
みせさき(店頭)の例文をもっと
(50作品+)
見る
店前
(逆引き)
ちょいとどうぞと
店前
(
みせさき
)
から声を懸けられたので、荒物屋の
婆
(
ばば
)
は急いで蚊帳を
捲
(
まく
)
って、店へ出て、一枚着物を着換えたお雪を見た。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
みせさき(店前)の例文をもっと
(40作品)
見る
店先
(逆引き)
若い
頃
(
ころ
)
の自分には
親代々
(
おやだい/\
)
の
薄暗
(
うすぐら
)
い質屋の
店先
(
みせさき
)
に
坐
(
すわ
)
つて
麗
(
うらゝ
)
かな春の日を
外
(
よそ
)
に働きくらすのが、いかに
辛
(
つら
)
くいかに
情
(
なさけ
)
なかつたであらう。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
みせさき(店先)の例文をもっと
(30作品)
見る
▼ すべて表示
見世先
(逆引き)
年の暮に間もない左右の
見世先
(
みせさき
)
に、幕だの楽隊だの、蓄音機だのを飾るやら
具
(
そな
)
えるやらして、電灯以外の景気を
点
(
つ
)
けて、不時の客を呼び寄せる混雑も
勘定
(
かんじょう
)
に入れなければなるまい。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
みせさき(見世先)の例文をもっと
(4作品)
見る
居先
(逆引き)
然
(
そ
)
うさなア、どうもこれはお
前
(
めい
)
ん
処
(
とこ
)
の
父
(
とっ
)
さまという人は中々道楽をぶって、
他人
(
ひと
)
のいう事ア
肯
(
き
)
かねえ人だよ、此の
前
(
めえ
)
荷い馬へ
打積
(
ぶっつ
)
んで、お
前
(
めえ
)
ん
処
(
とこ
)
の
居先
(
みせさき
)
で話をしていると
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
みせさき(居先)の例文をもっと
(1作品)
見る
店端
(逆引き)
何でも直ぐに買って帰って、孫が喜ぶ顔を見たさに、思案に余って、
店端
(
みせさき
)
に腰を掛けて、
時雨
(
しぐれ
)
に
白髪
(
しらが
)
を濡らしていると、
其処
(
そこ
)
の亭主が、それでは婆さんこうしなよ。
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
みせさき(店端)の例文をもっと
(1作品)
見る
肆前
(逆引き)
極々
(
ごくごく
)
愚鈍の富者は小間物屋の
肆前
(
みせさき
)
に立って、
噫
(
ああ
)
悲しい
哉
(
かな
)
、今は吾が買う
可
(
べ
)
き何物をも新に見出し得ざるに至ったと嘆じて、何か買いたい物の有った時の幸福さを味わうと同時に
貧富幸不幸
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
みせさき(肆前)の例文をもっと
(1作品)
見る
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