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まえにわ
ふりがな文庫
“まえにわ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
前庭
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前庭
(逆引き)
その年取った方は、
前庭
(
まえにわ
)
の乾いた土に
筵
(
むしろ
)
を敷いて、
背
(
うしろ
)
むきに
機台
(
はただい
)
に腰かけたが、トンと足をあげると、ゆるくキリキリと鳴ったのである。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
それから、まんなかがいくらか灰色の黒ずんだ四角もありました。それは黒くなったわらぶき
屋根
(
やね
)
のある大きな
百姓家
(
ひゃくしょうや
)
で、
前庭
(
まえにわ
)
には石がしいてあるのです。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
狭
(
せま
)
い
前庭
(
まえにわ
)
に敷いた石に、しっとりと打ち水がしてあって、
濡
(
ぬ
)
れた石のいろが、かえってわびしかった。
山県有朋の靴
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
まえにわ(前庭)の例文をもっと
(3作品)
見る
“まえにわ”の意味
《名詞》
建物の正面にある庭。
(出典:Wiktionary)
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