“屋前”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やど66.7%
テラス33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天平十一年夏六月、大伴家持は亡妾を悲しんで、「妹が見し屋前やどに花咲き時は経ぬわが泣く涙いまだ干なくに」(巻三・四六九)という歌を作っている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
屋前やどふる土針つちばり心従こころゆおもはぬ人のきぬらゆな
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
庭の、屋前テラスの、離亭ちんの月
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)