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げんかい
ふりがな文庫
“げんかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
言海
41.2%
限界
17.6%
玄海
11.8%
玄界
11.8%
現界
5.9%
厳戒
5.9%
眼界
5.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
言海
(逆引き)
『
言海
(
げんかい
)
』を見るに邦語の「なぐさめ」はなぐより出た語であって(風がなぐ(凪)の類)、「物思いを晴らして
暫
(
しば
)
し楽む」を意味するという。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
げんかい(言海)の例文をもっと
(7作品)
見る
限界
(逆引き)
即ち或
作品
(
さくひん
)
では、例へば、「石にひしがれたる雜草」と云つたやうな作品では、主人公の心持の
限界
(
げんかい
)
を
越
(
こ
)
えて、作者の
理智
(
りち
)
がお
芝居
(
しばゐ
)
をし
過
(
す
)
ぎて居る爲めに、その心持がどうしても
頷
(
うなづ
)
けなくなつて來る。
三作家に就ての感想
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
げんかい(限界)の例文をもっと
(3作品)
見る
玄海
(逆引き)
必ずしも清水とか岩とかいう小さな地物には限らず、時としてはかなり広々とした延長をもっていることもあるが、その境界の不定であることは、
玄海
(
げんかい
)
とか
響灘
(
ひびきなだ
)
とかいう海上の地名と同じい。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
げんかい(玄海)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
玄界
(逆引き)
髷
(
まげ
)
の形も
玄界
(
げんかい
)
の、いかにも凛々しい侠客姿、その大男はこう云って、松の根方に腰かけている一人の武士に話しかけた。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
げんかい(玄界)の例文をもっと
(2作品)
見る
現界
(逆引き)
現界
(
げんかい
)
の
景色
(
けしき
)
と
比
(
くら
)
べて
別
(
べつ
)
に
格段
(
かくだん
)
の
相違
(
そうい
)
もありませぬが、ただこちらの
景色
(
けしき
)
の
方
(
ほう
)
がどことなく
浄
(
きよ
)
らかで、そして
奥深
(
おくふか
)
い
感
(
かん
)
じが
致
(
いた
)
しました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
前
(
まえ
)
にものべた
通
(
とお
)
り、こちらの
世界
(
せかい
)
は
造
(
つく
)
りつけの
現界
(
げんかい
)
とは
異
(
ことな
)
り、
場所
(
ばしょ
)
も、
家屋
(
かおく
)
も、
又
(
また
)
姿
(
すがた
)
も、
皆
(
みな
)
意思
(
おもい
)
のままにどのようにもかえられる。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
げんかい(現界)の例文をもっと
(1作品)
見る
厳戒
(逆引き)
それが、一柳市助からも、返辞を聞き、つづいて秀吉からの書面で、
峻烈
(
しゅんれつ
)
な
厳戒
(
げんかい
)
をうけたので、かれとしては生れて初めての
戦慄
(
せんりつ
)
をおぼえたことであろう。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
げんかい(厳戒)の例文をもっと
(1作品)
見る
眼界
(逆引き)
「
真耳鼻舌身意
(
けんにびぜつしんい
)
も無く、
色馨香味触法
(
しきしょうこうみそくほう
)
も無く、
眼界
(
げんかい
)
も無く、
乃至
(
ないし
)
、意識界も無く、
無明
(
むみょう
)
も無く、また無明の尽くることもなく……」
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
げんかい(眼界)の例文をもっと
(1作品)
見る
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