“玄界”の読み方と例文
読み方割合
げんかい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
... 眺むりゃ玄界げんかい……沖を眺むりゃ玄界……』さあ、忘れてしまった。『何が何とかで、外にないぞえ、千代ノ松原、しょんがいな』
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
まげの形も玄界げんかいの、いかにも凛々しい侠客姿、その大男はこう云って、松の根方に腰かけている一人の武士に話しかけた。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)