“うつしよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ウツシヨ
語句割合
現世90.5%
現界9.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何という地上の媚態、嬌姿! だが、現世うつしよの舞台は何と悪魔の眼にあわれに貧しく映ることよ!
踊る地平線:04 虹を渡る日 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
最後の後裔もの現世うつしよにて、未だ曾て類ひなき極悪人たらしめて、彼の重ねる悪業の、一つ一つに先祖さきおやの亡霊どもがひつぎの中で安息を掻き乱され、娑婆では知られぬ苦悩を忍び
我が神代の古伝説によっても、天津神系統の天孫民族は現界うつしよを掌り、国津神系統の先住民族は、幽界かくりよの事を掌ると信ぜられていた。
イヤそれともすこちがう……。現界うつしよにおみやときには、同時どうじまたこちらの世界せかいにもおみやち、そなたとしてはこちらのおみやほうはいるのじゃ。