“リミット”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
限界50.0%
限度50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて、これら、二つの限界（リミット）といふものは、実は、戯曲にとつて、「邪魔」なものではなく、「必要な」ものなのである。
近代劇論 (新字旧仮名) ／ 岸田国士(著)
第二の限界（リミット）、これは通常、「戯曲の制約」の一つとして誰でも知つてゐることであるが、戯曲作家は、自ら「物語」を語るのでなくて、「物語」自身に「語らせる」といふことである。
近代劇論 (新字旧仮名) ／ 岸田国士(著)
そこに、戯曲の第一の限界（リミット）があるのである。
近代劇論 (新字旧仮名) ／ 岸田国士(著)
仮に、そこまでは行かなくても、活字を通して、耳と眼に愬へる幻象（イメエジ）の文学は、観念の深化とリズムの調整に、ある「限度（リミット）」を発見しなければならぬ。
演劇当面の問題 (新字旧仮名) ／ 岸田国士(著)