“けつか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
結果55.6%
闕下22.2%
結痂11.1%
結跏11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日本につぽんでは明治維新めいじいしんのち森林しんりんをむやみにつた結果けつか方々ほう/″\洪水こうずいをかされ、明治二十九年度めいじにじゆうくねんどには二萬九百八十一町村にまんくひやくはちじゆういつちようそんといふものがみづにつかり
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
僕はそれをつぶして臓腑ざうふをかぶれかかつてゐる腕になすりつけたけれども、赤くれて汁の出て来たところは今度は結痂けつかして行つた。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
そして次の日には二たびそこに結痂けつかするといふ具合でなかなか直らない。ほかの子供等は、さういふ女陰・男根図のことなどはいつのまにか忘れて行つた。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
この矮小わいせう若僧じやくそうは、まだ出家しゆつけをしないまへ、たゞの俗人ぞくじんとして此所こゝ修業しゆげふとき七日なのかあひだ結跏けつかしたぎりすこしもうごかなかつたのである。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
平生へいぜいちんば充分じゆうぶんあしこと出來できないのをいきどほつて、間際まぎはに、今日けふこそおれごとくにしてせるとひながら、わるはうあし無理むりつぺしよつて、結跏けつかしたため
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)