“かたづけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
片付54.5%
片附27.3%
旁付9.1%
結果9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「二週間」と答へたあとで、「うでもうでも、夫迄に片付かたづけなけりや、へないんだから仕方がない」と説明した。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
アヽ左様さやうかい、汁粉しるこくひたのか、それうも千萬せんばんかたじけないことだ、サ遠慮ゑんりよせずにこれからあがれ、履物はきものわきはう片附かたづけて置け。「へい。「サ此方こつちあがれ。「御免下ごめんくださいまして。 ...
士族の商法 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
紛々たる人のうわさは滅多にあてにならざか児手柏このでがしわ上露うわつゆよりももろいものと旁付かたづけて置いて、さて正味の確実たしかなところを掻摘かいつまんでしるせば、うまれ東京とうけいで、水道の水臭い士族の一人かたわれだと履歴書を見た者のはな
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
ゆづり給はるべし手始めの功とも致したく明朝あすとも云ず今宵の中に結果かたづけ申すべしと云ふに大膳のいふ樣貴殿が手始めの功にしたしと有るからは仕事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)