“かたつ”のいろいろな漢字の書き方と例文

カタカナ：カタツ

(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。

徴兵のことも方附（かたつ）き、配偶者の話がしきりに師匠や師匠の妻君（さいくん）の口から出ますけれども、いずれも私は承知をしません。私は心の中で、とても、今の身で、うっかりした所から妻など貰えはしない。

「まだ少しも片付（かたつ）かないのでね」と高井は、俺を喜んで迎へた。一昨日の朝俺は彼の昇進を祝ふ為に彼の官邸を訪問したのである。

公判 (新字旧仮名) ／平出修(著)

『夜でも、昼でも、雨や風でも、一刻も休まずに肩継（かたつ）ぎいたせ。——播州（ばんしゅう）赤穂（あこう）の城下まで』

新編忠臣蔵 (新字新仮名) ／吉川英治(著)

検索の候補