“肩継”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かたつ50.0%
かたつぎ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『夜でも、昼でも、雨や風でも、一刻も休まずに肩継かたつぎいたせ。——播州ばんしゅう赤穂あこうの城下まで』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
宿場宿場で人足の肩継かたつぎをするので、交代の手間を費やさないため、早駕よりも前に、足達者なのが一人、絶えず先へ先へと駈けているので、未曾有みぞうな江戸の事件は、疾風はやてのように東海道へ伝わった。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)