“がくこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
學校33.3%
学行33.3%
学黌33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
龍華寺りうげじ信如しんによ大黒屋だいこくや美登利みどり二人ふたりながら學校がくこう育英舍いくえいしやなり、りし四ぐわつすゑつかた、さくらりて青葉あをばのかげにふぢ花見はなみといふころ春季しゆんき大運動會だいうんどうくわいとてみづはらにせしことありしが、つなひき
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
私立しりつなれども生徒せいとかずは千にんちかく、せま校舍かうしや目白押めじろおし窮屈きうくつさも教師きやうし人望じんぼういよ/\あらはれて、たゞ學校がくこうと一トくちにてこのあたりには呑込のみこみのつくほどるがあり、かよ子供こども數々かず/\あるひ火消ひけし鳶人足とびにんそく
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
衍曰く、南に方孝孺ほうこうじゅあり、学行がくこうあるをもっきこゆ、王の旗城下に進むの日、彼必ずくだらざらんも、さいわいに之を殺したもうなかれ、之を殺したまわばすなわち天下の読書の種子しゅし絶えんと。燕王これを首肯しゅこうす。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
つとに聖賢の道に志ざし、常に文武の教に励み、熊沢蕃山くまざわばんざんその他を顧問にして、藩政の改革に努め、淫祠いんしこぼち、学黌がくこうを設け、領内にて遊女稼業まかりならぬ。
備前天一坊 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)