“がつこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
學校50.0%
学校33.3%
恰好16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さうでないとたのしんで博物館はくぶつかんひともなく、博物館はくぶつかん學校がつこう教室きようしつよりも、いつそう無趣味むしゆみのところになつてしまひませう。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
学校がつこう卒業そつげふ証書しようしよが二まいや三まいつたとてはなたしにもならねばたかかべ腰張こしばり屏風びやうぶ下張したばりせきやまにて、偶々たま/\荷厄介にやつかいにして箪笥たんすしまへば縦令たとへばむしはるゝともたねにはすこしもならず。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
島々しま/\と云ふ町の宿屋へ着いたのは、午過ぎ——もう夕方に近い頃であつた。宿屋のあがかまちには、三十恰好がつこうの浴衣の男が、青竹の笛を鳴らしてゐた。
槍ヶ岳紀行 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)