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腰張
ふりがな文庫
“腰張”の読み方と例文
読み方
割合
こしばり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こしばり
(逆引き)
文反古
(
ふみほご
)
にて
腰張
(
こしばり
)
せる壁には
中形
(
ちゅうがた
)
の
浴衣
(
ゆかた
)
かかりて、その
傍
(
かたわら
)
なる
縁起棚
(
えんぎだな
)
にはさまざまの
御供物
(
おくもつ
)
賑
(
にぎわ
)
しきが
中
(
なか
)
に大きなる
金精大明神
(
こんせいだいみょうじん
)
も見ゆ。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
由緒のあるお家らしく、風雅な構えで、障子の
腰張
(
こしばり
)
に歌が散らし
書
(
がき
)
にしてありました。その折奥様にもお目にかかりました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
学校
(
がつこう
)
の
卒業
(
そつげふ
)
証書
(
しようしよ
)
が二
枚
(
まい
)
や三
枚
(
まい
)
有
(
あ
)
つたとて
鼻
(
はな
)
を
拭
(
ふ
)
く
足
(
たし
)
にもならねば
高
(
たか
)
が
壁
(
かべ
)
の
腰張
(
こしばり
)
か
屏風
(
びやうぶ
)
の
下張
(
したばり
)
が
関
(
せき
)
の
山
(
やま
)
にて、
偶々
(
たま/\
)
荷厄介
(
にやつかい
)
にして
箪笥
(
たんす
)
に
蔵
(
しま
)
へば
縦令
(
たと
)
へば
虫
(
むし
)
に
喰
(
く
)
はるゝとも
喰
(
く
)
ふ
種
(
たね
)
には
少
(
すこ
)
しもならず。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
腰張(こしばり)の例文をもっと
(5作品)
見る
腰
常用漢字
中学
部首:⾁
13画
張
常用漢字
小5
部首:⼸
11画
“腰張”で始まる語句
腰張り
“腰張”のふりがなが多い著者
三文字屋金平
小金井喜美子
内田魯庵
永井荷風