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『取り交ぜて』
ふりがな文庫
『
取り交ぜて
(
とりまぜて
)
』
○ 高橋五郎氏に聴いた話である。同氏の親戚の某氏が、或る晩に甥の某氏と同じ部屋に寝た。その時分に親戚に病人が有った。その病人がその晩に、夢に某氏を尋ねて来て、快談して帰った。翌朝眼が醒めたから、某氏は甥の某氏にその夢の話をした。すると甥もそ …
著者
水野葉舟
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新小説 明治四十四年十二月号」春陽堂、1911(明治44)年12月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
行
(
いっ
)
見付
(
めっか
)
永
(
ながら
)
一日
(
いちじつ
)
逢
(
あっ
)
探
(
さ
)
光来
(
いらっしゃ
)
業
(
ぎょう
)
与
(
や
)
変
(
かわ
)
宜
(
い
)
親
(
したし
)
果
(
はた
)
矢張
(
やはり
)
最早
(
もう
)
楽
(
たのし
)
被
(
き
)
経
(
へ
)
左向
(
ひだりむき
)
那麽
(
そんな
)
違
(
たが
)
堪
(
た
)
訪
(
と
)
訝
(
いぶ
)
衣服
(
きもの
)
辛棒
(
しんぼう
)
許
(
もと
)
蚊帳
(
かや
)
辰雄
(
たつお
)
遂
(
つい
)
間
(
ま
)
罹
(
かか
)
魘
(
うな
)
鴻
(
こう
)
経
(
た
)
等
(
ら
)
筈
(
はず
)
正夢
(
まさゆめ
)
床
(
とこ
)
丁度
(
ちょうど
)
不図
(
ふと
)
交
(
まじ
)
仲々
(
なかなか
)
先
(
ま
)
呻吟
(
しんぎん
)
固
(
もと
)
埋
(
うず
)
実見
(
じっけん
)
屹度
(
きっと
)
巣
(
す
)
画
(
え
)
弘治
(
こうじ
)
心持
(
こころもち
)
快談
(
かいだん
)
或
(
ある
)
星霜
(
せいそう
)
曾
(
かつ
)
此方
(
こちら
)
永
(
なが
)
法衣
(
ころも
)
熊谷
(
くまがい
)