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駅員
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えきゐん
ふりがな文庫
“
駅員
(
えきゐん
)” の例文
旧字:
驛員
跫音
(
きようおん
)
乱
(
みだ
)
れて、スツ/\と
擦
(
す
)
れつゝ、
響
(
ひゞ
)
きつゝ、
駅員
(
えきゐん
)
の
驚破
(
すわ
)
事
(
こと
)
ありげな
顔
(
かほ
)
が
二
(
ふた
)
つ、
帽子
(
ぼうし
)
の
堅
(
かた
)
い
廂
(
ひさし
)
を
籠
(
こ
)
めて、
園
(
その
)
の
居
(
ゐ
)
る
窓
(
まど
)
をむづかしく
覗込
(
のぞきこ
)
むだ。
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
此
(
これ
)
が、
少
(
すく
)
なからず
茶
(
ちや
)
の
外套氏
(
ぐわいたうし
)
を
驚
(
おどろ
)
かして、
渠
(
かれ
)
をして
駅員
(
えきゐん
)
に
急
(
きふ
)
を
告
(
つ
)
げしめたものに
相違
(
さうゐ
)
ない。
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
駅員
(
えきゐん
)
の
一人
(
ひとり
)
は、
帽子
(
ばうし
)
とゝもに、
黒
(
くろ
)
い
頸窪
(
ぼんのくぼ
)
ばかりだが、
向
(
むか
)
ふに
居
(
ゐ
)
て、
此方
(
こつち
)
に
横顔
(
よこがほ
)
を
見
(
み
)
せた
方
(
はう
)
は、
衣兜
(
かくし
)
に
両手
(
りやうて
)
を
入
(
い
)
れたなり、
目
(
め
)
を
細
(
ほそ
)
め、
口
(
くち
)
を
開
(
あ
)
けた、
声
(
こゑ
)
はしないで、あゝ、
笑
(
わら
)
つてると
思
(
おも
)
ふのが
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「もし、もし、もし……
駅員
(
えきゐん
)
の
方
(
かた
)
、
駅
(
えき
)
の
方
(
かた
)
——
駅夫
(
えきふ
)
さん……」
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“駅員”の意味
《名詞》
駅に勤務する従業員。
(出典:Wiktionary)
“駅員”の解説
駅員(えきいん、en: station staff)とは、鉄道の駅の従業員を指す一般呼称名である。「駅係員」や「駅務員」ともいう。
通常は、鉄道の業務のうち出札・改札・案内など旅客対応の業務に直接的に従事する者を指し、駅の従業員であっても車両の連結や信号扱いなどに従事する者を含めることは稀である。また駅構内の従業員でも、清掃業務を行う者や売店の従業員は「駅員」とはされない。
(出典:Wikipedia)
駅
常用漢字
小3
部首:⾺
14画
員
常用漢字
小3
部首:⼝
10画
“駅”で始まる語句
駅
駅路
駅逓
駅中
駅夫
駅馬
駅伝
駅前
駅継
駅場