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飯
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ぱん
ふりがな文庫
“
飯
(
ぱん
)” の例文
勘次
(
かんじ
)
は
近所
(
きんじよ
)
と
姻戚
(
みより
)
との
外
(
ほか
)
には一
飯
(
ぱん
)
も
出
(
だ
)
さなかつたがそれでも
村
(
むら
)
のものは
皆
(
みな
)
二
錢
(
せん
)
づゝ
持
(
も
)
つて
弔
(
くや
)
みに
來
(
き
)
た。さうしてさつさと
歸
(
かへ
)
つて
行
(
い
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
常
(
つね
)
には、一
飯
(
ぱん
)
一
衣
(
い
)
を分けあって起き
伏
(
ふ
)
しする友であるが、いまは、御岳の神縄をかりて捕りおさえにきた小幡民部。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
七九
一
飯
(
ぱん
)
をわけて、ともに
過活
(
わたらひ
)
のはかりごとあらんと、たのみある詞に心おちゐて、ここに住むべきに定めける。彦六、我が住むとなりなる
破屋
(
あれや
)
をかりて住ましめ、友得たりとて
怡
(
よろこ
)
びけり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
乞
(
こひ
)
しに内よりは大音にて
何者
(
なにもの
)
なるや内へ
這入
(
はいる
)
べしといふ吉兵衞大いに
悦
(
よろこ
)
び内へ入りて申やう私し儀は
肥後國
(
ひごのくに
)
熊本の者なるが今日の
大雪
(
おほゆき
)
に
道
(
みち
)
踏迷
(
ふみまよ
)
ひ
難澁
(
なんじふ
)
いたす者なり
何卒
(
なにとぞ
)
御
情
(
なさけ
)
にて一
宿
(
しゆく
)
一
飯
(
ぱん
)
の
御惠
(
おんめぐみ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
けれど、一
飯
(
ぱん
)
の尊さは、一粒の米でも一
茎
(
くき
)
の野菜でも、自分で
栽
(
つく
)
ってみて初めてわかることである。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“飯”の意味
《名詞》
(めし)米を炊くなど原形を残して調理したもの。
(めし)食事。
(めし)食事をとること。
(出典:Wiktionary)
“飯”の解説
飯(めし)は、イネ科の穀物全般、とくに米へ水を加えて煮たり蒸したりして炊(焚)いた食品。
(出典:Wikipedia)
飯
常用漢字
小4
部首:⾷
12画
“飯”を含む語句
夕飯
朝飯
御飯
昼飯
飯櫃
強飯
午飯
赤飯
握飯
飯炊
晝飯
噴飯
飯粒
家常茶飯
乾飯
朝飯前
茶飯
白飯
飯事
冷飯
...