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順々
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じゅんじゅん
ふりがな文庫
“
順々
(
じゅんじゅん
)” の例文
三人は
順々
(
じゅんじゅん
)
にならんで、
威
(
い
)
ばってねり
歩
(
ある
)
き、めいめい自分の
行進曲
(
マーチ
)
をもっていた。もちろん、いちばん
立派
(
りっぱ
)
なのがクリストフのものだった。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
つぎにジョリクールが一人でおどって、それからそれとわたしたちは
順々
(
じゅんじゅん
)
に番組を進めていった。もう少しもくたびれたとは思わなかった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
いよいよお
嫁合
(
よめあ
)
わせの
時刻
(
じこく
)
になると、その
支度
(
したく
)
の
出来
(
でき
)
たお
座敷
(
ざしき
)
へ、いちばん上のにいさんから
次男
(
じなん
)
三
男
(
なん
)
と
順々
(
じゅんじゅん
)
にお
嫁
(
よめ
)
さんを
連
(
つ
)
れて
座
(
すわ
)
りました。
鉢かつぎ
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
と、
呂宋兵衛
(
るそんべえ
)
をはじめ、
卜斎
(
ぼくさい
)
、
半助
(
はんすけ
)
、一同の首がそれに
伸
(
の
)
びて
順々
(
じゅんじゅん
)
にひろい読みしてゆくと、
自署
(
じしょ
)
された
有名
(
ゆうめい
)
無名
(
むめい
)
のうちに、ちょッと目につくものだけでも大へんなもの。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
無論
(
むろん
)
これ
等
(
ら
)
の
元
(
もと
)
の
生神様
(
いきがみさま
)
からは、
沢山
(
たくさん
)
の
御分霊
(
ごぶんれい
)
……つまり
御子様
(
おこさま
)
がお
生
(
うま
)
れになり、その
御分霊
(
ごぶんれい
)
から
更
(
さら
)
に
又
(
また
)
御分霊
(
ごぶんれい
)
が
生
(
うま
)
れ、
神界
(
しんかい
)
から
霊界
(
れいかい
)
、
霊界
(
れいかい
)
から
幽界
(
ゆうかい
)
へと
順々
(
じゅんじゅん
)
に
階段
(
かいだん
)
がついて
居
(
お
)
ります。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
▼ もっと見る
死んだ父親と母親の着物、自分たちの着物、布団四、五枚、それから
粗末
(
そまつ
)
な二つ三つの家具、そういう物を二人は
順々
(
じゅんじゅん
)
に売って、とうとう一枚の
掛
(
か
)
け
布団
(
ぶとん
)
しか
残
(
のこ
)
らないようになってしまいました。
神様の布団
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
それからかれはエチエネット、アルキシー、バンジャメンと
順々
(
じゅんじゅん
)
にキッスして、リーズをねえさんの手に
預
(
あず
)
けた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
順
常用漢字
小4
部首:⾴
12画
々
3画
“順”で始まる語句
順
順序
順礼
順風耳
順當
順風
順繰
順番
順道
順次