トップ
>
野蠻人
>
やばんじん
ふりがな文庫
“
野蠻人
(
やばんじん
)” の例文
新字:
野蛮人
これらを
見
(
み
)
てもこの
時代
(
じだい
)
の
人間
(
にんげん
)
を
一概
(
いちがい
)
に
野蠻人
(
やばんじん
)
だとはいへない、たゞ
金屬
(
きんぞく
)
を
使用
(
しよう
)
することを
知
(
し
)
らなかつたといふにすぎないのです。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
懼
(
おそ
)
る
可
(
べ
)
き
野蠻人
(
やばんじん
)
の
巣窟
(
さうくつ
)
でゞもあればそれこそ
一大事
(
いちだいじ
)
、
早速
(
さつそく
)
遁出
(
にげだ
)
す
工夫
(
くふう
)
を
廻
(
めぐ
)
らさねばならぬ、それを
知
(
し
)
るには
兎
(
と
)
も
角
(
かく
)
も
此
(
この
)
島
(
しま
)
を
一周
(
いつしう
)
して
見
(
み
)
なければならぬと
考
(
かんが
)
へたので
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
精力
(
せいりよく
)
はある、
覇氣
(
はき
)
はある、酒は
飮
(
い
)
ける、女には眼が無い、
平
(
ひら
)
ツたく謂ツたら頑固な利かぬ氣の
爺
(
じい
)
さんで、別の言で謂つたら身分の高い
野蠻人
(
やばんじん
)
である。其の
癖
(
くせ
)
馬鹿に
體面
(
たいめん
)
と
血統
(
けつとう
)
を重んじて。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
文身
(
ほりもの
)
といふのは、もとは罪人の
入墨
(
いれずみ
)
から起つたとも、
野蠻人
(
やばんじん
)
の
猛獸脅
(
まうじうおど
)
しから起つたとも言ひますが、これが盛んになつたのは、
元祿
(
げんろく
)
以後、特に
實暦
(
はうれき
)
、明和、
寛政
(
くわんせい
)
と加速度で發達したもので
銭形平次捕物控:007 お珊文身調べ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
この
貝輪
(
かひわ
)
を
腕
(
うで
)
にはめる
風俗
(
ふうぞく
)
は、
今日
(
こんにち
)
でも
南洋
(
なんよう
)
あたりの
野蠻人
(
やばんじん
)
の
間
(
あひだ
)
に
多
(
おほ
)
く
見受
(
みう
)
けられますが、たゞその
貝輪
(
かひわ
)
はその
刳
(
ゑぐ
)
り
孔
(
あな
)
がわりあひに
小
(
ちひ
)
さいので
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
▼ もっと見る
現在
(
げんざい
)
の
野蠻人
(
やばんじん
)
などが、これと
同
(
おな
)
じような
器物
(
きぶつ
)
を
使
(
つか
)
つてゐるところから
考
(
かんが
)
へますと、この
石匙
(
いしさじ
)
は
獸
(
けだもの
)
の
皮
(
かは
)
を
剥
(
は
)
ぐために
使用
(
しよう
)
したものに
相違
(
そうい
)
ありません。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
蠻
部首:⾍
25画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“野蠻人”で始まる語句
野蠻人種