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追々
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おい/\
ふりがな文庫
“
追々
(
おい/\
)” の例文
エヽ
商法
(
しやうはふ
)
も
様々
(
さま/″\
)
ありまするが、
文明開化
(
ぶんめいかいくわ
)
の
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
になつて
以来
(
いらい
)
、
何
(
なん
)
でも
新発明
(
しんはつめい
)
新発明
(
しんはつめい
)
といふので
追々
(
おい/\
)
此
(
この
)
新商法
(
しんしやうはふ
)
といふものが流行をいたしまする。
世辞屋
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
此の花車という人は
追々
(
おい/\
)
出世をして今では二段目の
中央
(
なかば
)
まで来ているから、師匠の源氏山も出したがりませんのを、義に
依
(
よっ
)
てお
暇
(
いとま
)
を下さいまし
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
まア是だけの金子を集めて、是を
資本
(
もとで
)
に
追々
(
おい/\
)
と再建に取掛るつもりでわざ/\源兵衞さんが
一昨日
(
おとつい
)
持って来たに依って
闇夜の梅
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
追々
(
おい/\
)
開
(
ひら
)
けると
口吸
(
こうきゅう
)
するようになると云いますが、是は
些
(
ち
)
と
汚
(
きたな
)
いように存じますが、そうなったら圓朝などはぺろ/\
甞
(
な
)
めて歩こうと思って居ります。
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
往って
来
(
き
)
ねえ、御馳走に成るのだから……旦那え、お梅も
追々
(
おい/\
)
婆アに成りましたが、あの通りの奴でね、また私も萬助より他に馴染がないので心細うございます
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
これから
追々
(
おい/\
)
田地
(
でんじ
)
でも買おうと云うのだが、一人の
身上
(
みのうえ
)
では不自由勝だから、傳次女房を持ちてえが百姓の娘では
否
(
いや
)
だが、聞けば何か
此方
(
こちら
)
の
姉
(
ねえ
)
さんは元
武士
(
さむれえ
)
のお嬢さんで
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
太
(
ふて
)
い奴でございます、大きな
野台骨
(
やたいぼね
)
を張っては居りますが、月給を払わないもんだから奉公人も
追々
(
おい/\
)
減ってしまい、蕎麦屋でも、魚屋でも勘定をしねえから
寄附
(
よりつ
)
く者はねえので
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
女子供は
皆
(
みんな
)
美
(
よ
)
い
身装
(
なり
)
をして来るから、貴方もお筆さんに着せ
度
(
た
)
くお思いでしょう、また
追々
(
おい/\
)
春の手間で差引きますが、年頃の娘の事ですから皆の身装を見たら
羨
(
うらやま
)
しくも思いなさろう
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
其の
後
(
ご
)
は存外の御無沙汰を致しました、ちょっと
伺
(
うかゞ
)
うべきでございましたが、
如何
(
いか
)
にも麻布辺からの事
故
(
ゆえ
)
、おッくうでもあり
且
(
かつ
)
追々
(
おい/\
)
お熱く成って来たゆえ、
藪医
(
やぶい
)
でも相応に
病家
(
びょうか
)
もあり
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
御家老の仰せを受けて
罷出
(
まかりで
)
ました、貴方様には
追々
(
おい/\
)
御出世、蔭ながら悦び居ります
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
又「此の内百金僕に返しても、此の
金
(
かね
)
は一
時
(
じ
)
に持って
往
(
ゆ
)
くのじゃない、
追々
(
おい/\
)
安い物が有れば段々に持って往く金だから、其の
中
(
うち
)
に君が才覚して
償
(
つぐの
)
えば宜しい、僕には
命代
(
いのちがわ
)
りの百円だ、返し給え」
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
眞「いや初めてだから十両、又
追々
(
おい/\
)
と云うて貸りるのじゃ」
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
是から
追々
(
おい/\
)
怪談になりますが、一寸一息つきまして。
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
五「これから
追々
(
おい/\
)
繰出します」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
追
常用漢字
小3
部首:⾡
9画
々
3画
“追”で始まる語句
追
追従
追剥
追分
追掛
追手
追憶
追付
追駈
追蒐