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迫
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せめ
ふりがな文庫
“
迫
(
せめ
)” の例文
小西屋へ一度掛合
吾儕
(
わしら
)
の
身體
(
からだ
)
の明りの立やうに
何卒
(
どうぞ
)
なされて下されませと
理
(
ことわ
)
り
迫
(
せめ
)
たるお光の
述懷
(
じゆつくわい
)
無實
(
むじつ
)
に
陷
(
おちい
)
り樂みし
赤繩
(
せきじよう
)
茲
(
こゝ
)
に絶しと知ぬは憐れといふも
魯
(
おろか
)
なりけり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
迫
(
せめ
)
て
自然
(
しぜん
)
と知せる天下の
大法
(
たいはふ
)
早
(
はや
)
亡
(
な
)
き身とまで
覺悟
(
かくご
)
せしおみつ親子は
不測
(
ふしぎ
)
に助り然のみならず
戀
(
こひ
)
しと言
郎
(
をとこ
)
の
許
(
もと
)
へ
縁
(
えん
)
づくやう
再度
(
ふたゝび
)
結
(
むす
)
ぶ
赤繩
(
せきじよう
)
に
有難泪
(
ありがたなみだ
)
は
白洲
(
しらす
)
なる
砂
(
すな
)
を
濕
(
しめ
)
らす其
喜
(
よろこ
)
びお勝は
初
(
はじめ
)
て庄兵衞の
惡
(
わる
)
きを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
押鎭
(
おししづ
)
め誰かと思へば
大家
(
おほや
)
さん
大層
(
たいそう
)
御機嫌で御座りますねヘイヤ
澤山
(
たんと
)
もやらねど今
其所
(
そこ
)
で
一寸
(
ちよつと
)
一杯やつたばかりさ夫は
然
(
さう
)
とお光さん今日
新版
(
しんぱん
)
の本が
出來
(
でき
)
て未だ
封切
(
ふうきり
)
もしないのが澤山あるが日が
暮
(
くれ
)
たら
迫
(
せめ
)
て
畫
(
ゑ
)
だけも見にお出
而
(
そし
)
て今夜は
母親
(
おふくろ
)
は大師河原の親類へ泊り
掛
(
がけ
)
にと行て留守
内
(
うち
)
には
吾儕
(
わたし
)
一人限
(
ひとりぎり
)
ゆゑ必ずお出の色目
遣
(
づか
)
ひお光は
恨
(
うらみ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“迫”の解説
迫・迫り(せり)とは、舞台の床の一部をくりぬき、そこに昇降装置を施した舞台機構。役者や大道具を奈落から舞台上に押し上げたり(迫り上げ)、逆に奈落に引き下ろしたり(迫り下げ)することにより、意表をついた演出や迅速な舞台転換を可能とする。
(出典:Wikipedia)
迫
常用漢字
中学
部首:⾡
8画
“迫”を含む語句
脅迫
圧迫
迫害
切迫
窮迫
壓迫
迫持
急迫
迫込
追迫
押迫
逼迫
脅迫状
差迫
切迫詰
威迫
強迫
迫上
恐迫
大迫
...