“大迫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおさこ66.7%
おはざま33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
慶長のころ、鹿児島揖宿いぶすき郡、山川のに、薩摩藩の御朱印船を預り、南蛮貿易の御用をつとめる大迫おおさこ吉之丞という海商がいた。
呂宋の壺 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
と、豪傑の名の高い横須賀航空廠こうくうしょうの技術部長大迫おおさこ大佐さえ、の色を変えたのである。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)
ハザマは関東などでは全然耳にせぬ地名だが、その分布は存外に広く、西は山口県でも盛んに地名になっており、東北にもまたわずかだが大迫おはざまのごとき例がある。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)