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訓練
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くんれん
ふりがな文庫
“
訓練
(
くんれん
)” の例文
大抵のことには驚かないやうに
訓練
(
くんれん
)
を積んでゐますが、夢にも見たことのない三萬兩五萬兩といふ大金の證文を、こんな淺間な家に預ることを考へると
銭形平次捕物控:020 朱塗りの筐
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
然
(
しか
)
し
村民
(
そんみん
)
の
間
(
あひだ
)
にはかういふ
非常時
(
ひじようじ
)
に
對
(
たい
)
する
訓練
(
くんれん
)
がよく
行屆
(
ゆきとゞ
)
いてゐたと
見
(
み
)
え、
老幼男女
(
ろうようだんじよ
)
第一
(
だいいち
)
に
火災防止
(
かさいぼうし
)
に
力
(
つと
)
め、
時
(
とき
)
を
移
(
うつ
)
さず
人命救助
(
じんめいきゆうじよ
)
に
從事
(
じゆうじ
)
したのであつた。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
「
学校
(
がっこう
)
へいって、あんまり
機械的
(
きかいてき
)
に
訓練
(
くんれん
)
されると、
人間
(
にんげん
)
もセパードみたいな
顔
(
かお
)
つきになるものかしらん。」
金歯
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
幕になる少し前に、隣りの男が、其又隣りの男に、登場人物の声が、六畳敷で、
親子
(
おやこ
)
差向ひの談話の様だ。丸で
訓練
(
くんれん
)
がないと非難してゐた。そつち隣りの男は登場人物の
腰
(
こし
)
が
据
(
すわ
)
らない。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
しかし、一ぽうは勇あって
訓練
(
くんれん
)
なき
野武士
(
のぶし
)
のあつまり。こなたは
兵法
(
へいほう
)
のかけ引き、
実戦
(
じっせん
)
の経験もたしかな兵である。
梅雪入道
(
ばいせつにゅうどう
)
ならずとも、とうぜん、勝ちは穴山方にありと信じられていた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
もし
村民
(
そんみん
)
の
訓練
(
くんれん
)
が
不行屆
(
ふゆきとゞ
)
きであり、
或
(
あるひ
)
は
火
(
ひ
)
を
消
(
け
)
すことを
第二
(
だいに
)
にしたならば、
恐
(
おそ
)
らくは
全村
(
ぜんそん
)
烏有
(
うゆう
)
に
歸
(
き
)
し、
人命
(
じんめい
)
の
損失
(
そんしつ
)
は
助
(
たす
)
けられた
五十八名
(
ごじゆうはちめい
)
の
中
(
なか
)
にも
及
(
およ
)
んだであらう。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
おじさんも、
一
(
ひと
)
とおりの
茶色
(
ちゃいろ
)
の
犬
(
いぬ
)
の
訓練
(
くんれん
)
がすむと、
善吉
(
ぜんきち
)
と
武夫
(
たけお
)
に
向
(
む
)
かって
赤土へくる子供たち
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
平日
(
へいじつ
)
かういふ
訓練
(
くんれん
)
があればこそ、かゝる
立派
(
りつぱ
)
な
行動
(
こうどう
)
に
出
(
い
)
でることも
出來
(
でき
)
たのであらう。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
「
訓練
(
くんれん
)
ひとつですね、いい
犬
(
いぬ
)
にするには、なかなかほねがおれます。」
赤土へくる子供たち
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“訓練”の解説
訓練(くんれん、トレーニングともいう)とは、
実際に、何らかのことを行って習熟させること
一定の目標に到達させるための実践的な教育活動。
動物に何らかの学習をおこなわせるための系統的な方法。
企業では研修(けんしゅう)ともいう。
(出典:Wikipedia)
訓
常用漢字
小4
部首:⾔
10画
練
常用漢字
小3
部首:⽷
14画
“訓”で始まる語句
訓
訓戒
訓誡
訓誨
訓示
訓詁
訓導
訓言
訓諭
訓蒙図彙