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脱
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ぬい
ふりがな文庫
“
脱
(
ぬい
)” の例文
天道樣が
感應
(
かんおう
)
在
(
まし
)
まして忠兵衞に
云
(
い
)
はせし者ならん如何にも此長助が
一肌
(
ひとはだ
)
脱
(
ぬい
)
でお世話致さん
然
(
さり
)
ながら一
旦
(
たん
)
中山樣にて
落着
(
らくちやく
)
の付し事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
彼
(
あ
)
の男が亡くなってしまった日にゃア、誠に困る、身ぐるみ
脱
(
ぬい
)
だって、碌な荷物も
無
(
ね
)
えようだから、宿賃の
出所
(
でどこ
)
があるめえと思って、誠に
心配
(
しんぷえ
)
だ、とんだ厄介者に泊られて、死なれちゃア困るなア
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
舁
(
かつ
)
ぎ
渡世
(
とせい
)
致
(
いた
)
すなり何ぞ御用ならば上り給へと申を
幸
(
さいは
)
ひに
草鞋
(
わらぢ
)
を
脱
(
ぬい
)
で
上
(
あが
)
るに未だ
寢
(
ね
)
て居たる權三を
起
(
おこ
)
し右の事を
話
(
はな
)
せば
早速
(
さつそく
)
起出
(
おきいで
)
て
顏
(
かほ
)
を
洗
(
あら
)
ひ見るに十四五の
若衆
(
わかしう
)
旅裝束
(
たびしやうぞく
)
なれば
駕籠
(
かご
)
の
相談
(
さうだん
)
と心得て
挨拶
(
あいさつ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
改め斯樣に
穢苦
(
むさくる
)
しき
住居
(
すまひ
)
なれども
此方
(
こちら
)
へ御通り下されと最丁寧なる
挨拶
(
あいさつ
)
に瀬戸物屋の忠兵衞は
莞爾
(
にこ/\
)
として立入けり此瀬戸物屋忠兵衞と云ふは至つて女
好
(
ずき
)
にて殊にお光は後家なりと思ふ者から見れば
貧苦
(
ひんく
)
の
容子
(
ようす
)
故一
肌
(
はだ
)
脱
(
ぬい
)
で世話を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
脱
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
“脱”を含む語句
脱出
脱落
解脱
大肌脱
脱走
洒脱
膚脱
肌脱
脱衣場
脱然
脱衣婆
沓脱
脱兎
沓脱石
脱殻
蝉脱
藻脱
脱捨
脱棄
靴脱
...