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背
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はい
ふりがな文庫
“
背
(
はい
)” の例文
敗
(
やぶ
)
れたる
專
(
せん
)
門
棋士
(
きし
)
の
胸
(
けう
)
中や
果
(
はた
)
して如何に? どんな
勝負
(
せうふ
)
事も
背
(
はい
)
後に生
活
(
くわつ
)
問題
(
もんだい
)
が
裏
(
うら
)
附けるとなれば一そう
尖鋭化
(
せんえいくわ
)
してくる事は明かだが
下手の横好き:―将棋いろいろ―
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
此
(
これ
)
皆
開平
(
かいへい
)
の東北の地なり。時に
余瑱
(
よてん
)
居庸関
(
きょようかん
)
を守る。王曰く、居庸は
険隘
(
けんあい
)
にして、北平の
咽喉
(
いんこう
)
也、敵
此
(
ここ
)
に
拠
(
よ
)
るは、
是
(
こ
)
れ我が
背
(
はい
)
を
拊
(
う
)
つなり、急に取らざる可からずと。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
途上遥か
右方
(
うほう
)
に
褌
(
したひも
)
を懸けたるがごとく、白帯一条の見ゆるは
常布
(
じょうふ
)
滝という。この
辺
(
へん
)
悉
(
ことごと
)
く裸山にして、往年白根噴火の
名残
(
なごり
)
として焼石の
背
(
はい
)
を表わしているのと枯木の幹が白くなって立っている。
本州横断 痛快徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
、
井沢衣水
(著)
戦ひに死して
背
(
はい
)
を敵に向けず、其勇は実に
嘉
(
よみ
)
すべし。然れども戦ふ為に
産
(
うま
)
れ、戦ふ為に
仆
(
たふ
)
る可きは、夫れ仏国か。一大魔ありて人間界を支配するとせば、彼は仏国を以て一闘犬となしつゝあるなり。
想断々(2)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
氏は去年の今頃飛行機から落ちて軽傷を負うたが、
其
(
その
)
一週年とでも云ふ訳か近頃少し
背
(
はい
)
部が痛むと云つて居る。其れで飛行は試みないが
矢張
(
やはり
)
毎日イツシイ・レ・ムリアウにある飛行場へ出掛けて
行
(
ゆ
)
く。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
▼ もっと見る
いやに四かくな
背
(
はい
)
嚢だ
『春と修羅』
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“背”の意味
《名詞》
背(せ、せい)
背中。胴の後ろ側のうち、腰より頭に近(ちか)い部分。胸と腹の反対側。
ものを人や動物(の胴)に見立ときの背中に当たる部分。刃の切(き)れない方の縁。
服や道具の中で、人の背中に接する部分。
身長。
(出典:Wiktionary)
背
常用漢字
小6
部首:⾁
9画
“背”を含む語句
背負
背後
背丈
背嚢
背高
背向
背景
山背
背中
引背負
背反
背延
背屈
背負梯子
違背
背恰好
中背
背負上
背伸
刀背
...