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耕地
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かうち
ふりがな文庫
“
耕地
(
かうち
)” の例文
青田
(
あをた
)
の
畦畔
(
くろ
)
には
處々
(
しよ/\
)
に
萱草
(
くわんさう
)
が
開
(
ひら
)
いて、
田
(
た
)
の
草
(
くさ
)
を
掻
(
か
)
くとては
村落
(
むら
)
の
少女
(
むすめ
)
が
赤
(
あか
)
い
帶
(
おび
)
を
暑
(
あつ
)
い
日
(
ひ
)
に
燃
(
も
)
やさない
日
(
ひ
)
でも、
萎
(
しぼ
)
んでは
開
(
ひら
)
いて
朱杯
(
しゆはい
)
の
如
(
ごと
)
く
點々
(
てん/\
)
と
耕地
(
かうち
)
を
彩
(
いろど
)
るのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
父親
(
ちゝおや
)
合點
(
がてん
)
の
母親
(
はゝおや
)
承知
(
しようち
)
で、
向島
(
むかうじま
)
へ
花見
(
はなみ
)
の
歸
(
かへ
)
りが
夜櫻見物
(
よざくらけんぶつ
)
と
成
(
な
)
つて、おいらんが、
初會惚
(
しよくわいぼ
)
れ、と
云
(
い
)
ふ
寸法
(
すんぱふ
)
に
成
(
な
)
るのであるが、
耕地
(
かうち
)
二十石
(
にじつこく
)
の
百姓
(
ひやくしやう
)
の
次男
(
じなん
)
では
然
(
さ
)
うは
行
(
ゆ
)
かない。
一席話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
然
(
しか
)
し
彼
(
かれ
)
の
知
(
し
)
つてるのは
幾屈曲
(
いくくつきよく
)
をなして
居
(
ゐ
)
た
當時
(
たうじ
)
である。
彼
(
かれ
)
は
何時
(
いつ
)
の
間
(
ま
)
にか
極端
(
きよくたん
)
に
人工的
(
じんこうてき
)
の
整理
(
せいり
)
を
施
(
ほどこ
)
された
耕地
(
かうち
)
に
驚愕
(
おどろき
)
の
目
(
め
)
を
睜
(
みは
)
つた。
彼
(
かれ
)
は
溝渠
(
こうきよ
)
の
井然
(
せいぜん
)
として
居
(
ゐ
)
るのに
見惚
(
みと
)
れて
畢
(
しま
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
“耕地(
農地
)”の解説
農地(のうち、en: agricultural land)とは、一般的には耕作の目的に供される土地のこと。国際的な統計では農業地域(農地)は耕作地と永年草地・放牧地の総称をいう。農林統計上使われる用語としては、耕地と呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
耕
常用漢字
小5
部首:⽾
10画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“耕地”で始まる語句
耕地整理