“二十石”の読み方と例文
読み方割合
にじつこく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父親ちゝおや合點がてん母親はゝおや承知しようちで、向島むかうじま花見はなみかへりが夜櫻見物よざくらけんぶつつて、おいらんが、初會惚しよくわいぼれ、と寸法すんぱふるのであるが、耕地かうち二十石にじつこく百姓ひやくしやう次男じなんではうはかない。
一席話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
上總國かづさのくに上野郡かうづけぐん田地でんぢ二十石にじつこくばかりをたがやす、源五右衞げんごゑ百姓ひやくしやう次男じなんで、小助こすけふのがあつた。
一席話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)