“百里”の読み方と例文
読み方割合
ひやくり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、たすはづだつた女房にようばうおぶつてなら……ふもと温泉をんせんまではおろかこと百里ひやくり二百里にひやくり故郷こきやうまでも、東京とうきやうまでも、貴様きさまからすくふためには、んでもかへるつもりでた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
百里ひやくりの風に隔てられ
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
鄰家りんか道術だうじゆつあり。童顏どうがん白髮はくはつにしてとしひさしくむ。或時あるときだんことおよべば、道士だうしわらうていはく、それうまは、くこと百里ひやくりにしてなほつかるゝをせいとす。いはんいまよるくこと千里せんりあまる。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)