“白眼付”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にらみつく25.0%
にらみつけ25.0%
にらみつける25.0%
にらめつけ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おはせんとる此乞食こじきめと大音だいおん白眼付にらみつくると彌十大いにいかりてなんだ乞食だと知たことだ隱亡をんばうは人間と非人ひにんとのあひだは是も渡世とせいさりながら此彌十は酒ものみ長半ちやうはんも人並には打こと喧嘩けんくわもするが今迄いままで人にきずとても付たことも無しぜに三文でもぬすんだ覺えは無そよくきけおのれはな幸手さつての穀屋平兵衞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
此時このとき越前守殿高聲かうしやうにコレ段右衞門左右とかくおのれがつみかくさぎからす言黒いひくろめんとするは扨々不屆き者なりと白眼付にらみつけられ夫より同心どうしんに豫て申つけおきたる品川宿の馬士まご
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
又默言と叱り付汝は何者なにものだととふにハイ組頭くみがしらで御座ります名は何と云うヘイ周藏と申しますと答ふるに理左衞門コリヤおのれにはたづねぬひかへて居れ不埓ふらちやつ白眼付にらみつける
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
原田は白眼付にらめつけこゝ横着わうちやくものめ定めし汝は脇差ばかりではあるまじ外々の品もぬすみ取てうつたであらうと問詰ければほかに二本の脇差はさわぎのうちゆゑ火中へ入て御座りしを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)