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申上
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もうしあげ
ふりがな文庫
“
申上
(
もうしあげ
)” の例文
いろいろ言いたきまま取り集めて
申上
(
もうしあげ
)
候。なお他日
詳
(
つまびら
)
かに申上ぐる機会も
可有之
(
これあるべく
)
候。以上。月日。〔『日本』明治三十一年三月四日〕
歌よみに与ふる書
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
と、早速
申上
(
もうしあげ
)
に参りましたら、奥様は不意を打たれて、耳の根元から襟首までも
真紅
(
まっか
)
になさいました。物の蔭に逃隠れまして、急には御見えにもなりませんのです。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
『
私
(
わたくし
)
は
前
(
さき
)
にも
申上
(
もうしあげ
)
ました
通
(
とお
)
り、
医学上
(
いがくじょう
)
の
事務
(
じむ
)
を
地方自治体
(
ちほうじちたい
)
の
方
(
ほう
)
へ、お
渡
(
わた
)
しになってはどうでしょう?』
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
「重々
難有
(
ありがたき
)
御言葉。何分老年と申し
覚束
(
おぼつか
)
なき事に
存候
(
ぞんじそうろう
)
。しかし御方様よりの仰せに付、
畏
(
かしこ
)
まり奉る。まことに身に余る面目。老体を顧ず滞京、千代造稽古の儀
御請
(
おうけ
)
申上
(
もうしあげ
)
候」
梅津只円翁伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
当方へ御申越
願度
(
ねがいた
)
く、でき得る限りの御辛抱ねがいたく、このこと兄上様へ知れると一大事につき、今回の所は私が一時御立替御用立
申上
(
もうしあげ
)
候間
(
そうろうあいだ
)
、
此
(
こ
)
の点お含み置かれるよう願上候。
帰去来
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
▼ もっと見る
由「へえ…早く此処へ出せと仰しゃっても只今
申上
(
もうしあげ
)
る通り当人が居りませんので」
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
其節
(
そのせつ
)
申上
(
もうしあげ
)
候通り、
何
(
いず
)
れ
是
(
これ
)
は
時節
(
じせつ
)
を
見計
(
みはからい
)
、世に
公
(
おおやけ
)
にする
積
(
つもり
)
に
候得共
(
そうらえども
)
、
尚
(
なお
)
熟考
(
じゅくこう
)
仕候
(
つかまつりそうろう
)
に、書中或は事実の間違は
有之間敷哉
(
これあるまじきや
)
、又は
立論之旨
(
りつろんのむね
)
に付御意見は
有之間敷哉
(
これあるまじきや
)
、
若
(
も
)
しこれあらば
無御伏臓
(
ごふくぞうなく
)
被仰聞
(
おおせきけられ
)
被下度
(
くだされたく
)
瘠我慢の説:03 書簡
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
、
勝海舟
、
榎本武揚
(著)
「
確
(
たしか
)
にそうたァ
申上
(
もうしあげ
)
られねえんで。……」
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
という歌は
万口
(
ばんこう
)
一斉
(
いっせい
)
に
歎賞
(
たんしょう
)
するように聞き候えば
今更
(
いまさら
)
取りいでていわでものことながらなお
御気
(
おき
)
のつかれざることもやと
存
(
ぞんじ
)
候まま一応
申上
(
もうしあげ
)
候。
歌よみに与ふる書
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
村「…
文
(
ふみ
)
して
申上
(
もうしあげ
)
※…、
極
(
きわ
)
っているの」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
前便に言い残し候こと今少し
申上
(
もうしあげ
)
候。
歌よみに与ふる書
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
申
常用漢字
小3
部首:⽥
5画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“申上”で始まる語句
申上候
申上度
申上候間
申上度事
申上参
申上可
申上置