“申上度”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まをしあげたく50.0%
もうしあげたく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なほ数々かずかず申上度まをしあげたく存候事ぞんじさふらふことは胸一杯にて、此胸の内には申上度事まをしあげたきことの外は何も無御座候ござなくさふらへば、書くとも書くとも尽き申間敷まをすまじくことつたなき筆に候へば、よしなき事のみくだくだしく相成候ていくらも
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
……御依頼により埋葬つかまつ……と小生とかの蕗屋の三人のみに有之これあり……右につきとくと御談合申上度もうしあげたく……郷表ごうおもて(一二字分不明)六三中村なかむら……御一読の上は必ず火中……
一寸法師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)