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独立
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どくりつ
ふりがな文庫
“
独立
(
どくりつ
)” の例文
旧字:
獨立
中古時代になって西洋は西洋で
独立
(
どくりつ
)
の文化を営み、東洋は東洋で固有の発達をなすことになり、相互に補う便利がなくなった。
東西相触れて
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
もっとくわしくいうと、
男女
(
なんによ
)
両柱
(
ふたはしら
)
の
神々
(
かみがみ
)
がそれぞれ
御分霊
(
ごぶんれい
)
を
出
(
だ
)
し、その二つが
結合
(
けつごう
)
して、ここに一つの
独立
(
どくりつ
)
した
身魂
(
みたま
)
が
造
(
つく
)
られたのでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
人の霊魂は
不覊
(
ふき
)
独立
(
どくりつ
)
なもの、肉体一世の結合は彼
若
(
もし
)
くば彼女の永久の存在を拘束することは出来ないのですから、先生の生前、先生は先生の道
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
町
(
まち
)
独立
(
どくりつ
)
で
立派
(
りっぱ
)
な
病院
(
びょういん
)
の
維持
(
いじ
)
されようは
無
(
な
)
いとか、とにかく
悪
(
わる
)
いながらも
病院
(
びょういん
)
のあるのは
無
(
な
)
いよりも
増
(
まし
)
であるとかと。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
集合的
(
しふがふてき
)
独立
(
どくりつ
)
を
望
(
のぞ
)
んで
個人的
(
こじんてき
)
独立
(
どくりつ
)
を
敢
(
あえ
)
てせざるものは
独立
(
どくりつ
)
するとも
独立
(
どくりつ
)
の
好結果
(
かうけつくわ
)
に
与
(
あづ
)
かり得ざるなり、我等は厄介者と共に独立するを甚だ迷惑に感ずるなり
時事雑評二三
(新字旧仮名)
/
内村鑑三
(著)
▼ もっと見る
背山の方は、
尾根
(
おね
)
がうしろの峰につづいて、形が整っていないけれども、妹山の方は全く
独立
(
どくりつ
)
した一つの
円錐状
(
えんすいじょう
)
の丘が、こんもりと緑葉樹の
衣
(
ころも
)
を着ている。
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
それらの
内部
(
ないぶ
)
には、
独立
(
どくりつ
)
した
子供部屋
(
こどもべや
)
があり、またどの
室
(
しつ
)
にも
暖房装置
(
だんぼうそうち
)
は
行
(
ゆ
)
き
届
(
とど
)
いているであろう。
三月の空の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
教会内
(
けふくわいない
)
に
偽善者
(
ぎぜんしや
)
の
潜伏
(
せんぷく
)
し居るを知りながら
其
(
その
)
破壊
(
はくわい
)
を
恐
(
おそ
)
れて之を
排除
(
はいぢよ
)
し得ざるものなり、
教会
(
けうくわい
)
独立
(
どくりつ
)
を
唱
(
とな
)
へながら世の
賛同
(
さんどう
)
を得ざるが故に
躊躇
(
ちうちよ
)
遁逃
(
とんとう
)
するものなり
時事雑評二三
(新字旧仮名)
/
内村鑑三
(著)
独立
(
どくりつ
)
を
唱
(
とな
)
ふるは
善
(
よ
)
し、
然
(
しか
)
れども
如何
(
いか
)
にして之を
実行
(
じつかう
)
すべき
乎
(
か
)
、言ふを
休
(
や
)
めよ「汝我と共に
独立
(
どくりつ
)
する時は我も
独立
(
どくりつ
)
せん」と 独立とは「独り立つ」といふことなり
時事雑評二三
(新字旧仮名)
/
内村鑑三
(著)
“独立”の解説
独立(どくりつ、en: independence)とは、
インディペンデント(つまり外部の制御から自由)な
状態でいること
やその事実。他に束縛されたり、他からの支配を受けたりしないで、自身の力で行動すること。
国家が、他の国家の制御や支配から自由である状態やその権利を指す。国家の基本的権利とみなされている。別の言い方をすると、他の国家に支配されず、「主権国家」として存在することである。
(出典:Wikipedia)
独
常用漢字
小5
部首:⽝
9画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“独立”で始まる語句
独立不羈
独立商
独立生計
独立研究
独立行為