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爆破
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ばくは
ふりがな文庫
“
爆破
(
ばくは
)” の例文
いよいよ
怪
(
あや
)
しいかぎりの超人間X号は、今いずこにひそんでいるのだろうか。ダム
爆破
(
ばくは
)
以来、ここに十三日になるが、彼の
所在
(
しょざい
)
はさっぱり知られていないのだった。
超人間X号
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
さうして
其
(
そ
)
の
焔
(
ほのほ
)
は
近
(
ちか
)
く
聳
(
そび
)
えた
杉
(
すぎ
)
の
梢
(
こずゑ
)
から
枝
(
えだ
)
へ
掛
(
か
)
けて
爪先
(
つまさき
)
で
引
(
ひ
)
つ
掻
(
か
)
いた。
其
(
そ
)
の
度
(
たび
)
に
杉
(
すぎ
)
は
針葉樹
(
しんえふじゆ
)
の
特色
(
とくしよく
)
を
現
(
あらは
)
して
樹脂
(
やに
)
多
(
おほ
)
い
葉
(
は
)
がばり/\と
凄
(
すさま
)
じく
鳴
(
な
)
つて
燒
(
や
)
けた。
屋根裏
(
やねうら
)
の
竹
(
たけ
)
が
爆破
(
ばくは
)
した。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
雨はますます
烈
(
はげ
)
しくなり、かみなりはまるで空の
爆破
(
ばくは
)
を
企
(
くわだ
)
て出したよう、空がよくこんな
暴
(
あば
)
れものを、じっと
構
(
かま
)
わないでおくものだと、
不思議
(
ふしぎ
)
なようにさえガドルフは思いました。
ガドルフの百合
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
勘次
(
かんじ
)
の
家
(
いへ
)
を
包
(
つゝ
)
んだ
火
(
ひ
)
は
屋根裏
(
やねうら
)
の
煤竹
(
すゝたけ
)
を一
時
(
じ
)
に
爆破
(
ばくは
)
させて
小銃
(
せうじう
)
の
如
(
ごと
)
き
響
(
ひゞき
)
を
立
(
た
)
てた。
其
(
そ
)
の
響
(
ひゞき
)
は
近所
(
きんじよ
)
の
耳
(
みゝ
)
を
驚
(
おどろ
)
かした。
其
(
そ
)
の
人々
(
ひと/″\
)
が
驅
(
か
)
けつけた
時
(
とき
)
は
棟
(
むね
)
はどさりと
落
(
お
)
ちて、
疾風
(
しつぷう
)
の
力
(
ちから
)
を
凌
(
しの
)
いで
空中
(
くうちう
)
遙
(
はるか
)
に
焔
(
ほのほ
)
を
揚
(
あ
)
げた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
“爆破”の解説
爆破(ばくは。en: blasting)とは、爆発性物質の爆発エネルギーを周囲の物体や物質に加えることで、破壊・破砕・損傷させることである。
(出典:Wikipedia)
爆
常用漢字
中学
部首:⽕
19画
破
常用漢字
小5
部首:⽯
10画
“爆破”で始まる語句
爆破現場
爆破粉砕