“爆破”の読み方と例文
読み方割合
ばくは100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いよいよあやしいかぎりの超人間X号は、今いずこにひそんでいるのだろうか。ダム爆破ばくは以来、ここに十三日になるが、彼の所在しょざいはさっぱり知られていないのだった。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
さうしてほのほちかそびえたすぎこずゑからえだけて爪先つまさきいた。たびすぎ針葉樹しんえふじゆ特色とくしよくあらはして樹脂やにおほがばり/\とすさまじくつてけた。屋根裏やねうらたけ爆破ばくはした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
雨はますますはげしくなり、かみなりはまるで空の爆破ばくはくわだて出したよう、空がよくこんなあばれものを、じっとかまわないでおくものだと、不思議ふしぎなようにさえガドルフは思いました。
ガドルフの百合 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)