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くわつじ
ふりがな文庫
“
活字
(
くわつじ
)” の例文
すると
其時
(
そのとき
)
夕刊
(
ゆふかん
)
の
紙面
(
しめん
)
に
落
(
お
)
ちてゐた
外光
(
ぐわいくわう
)
が、
突然
(
とつぜん
)
電燈
(
でんとう
)
の
光
(
ひかり
)
に
變
(
かは
)
つて、
刷
(
すり
)
の
惡
(
わる
)
い
何欄
(
なにらん
)
かの
活字
(
くわつじ
)
が
意外
(
いぐわい
)
な
位
(
くらゐ
)
鮮
(
あざやか
)
に
私
(
わたくし
)
の
眼
(
め
)
の
前
(
まへ
)
へ
浮
(
うか
)
んで
來
(
き
)
た。
蜜柑
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
二号
(
にがう
)
活字
(
くわつじ
)
の
広告
(
くわうこく
)
で
披露
(
ひろう
)
さるゝ
外
(
ほか
)
は
何
(
なん
)
の
慾
(
よく
)
もなき
気楽
(
きらく
)
三
昧
(
まい
)
、あツたら
老先
(
おひさき
)
の
長
(
なが
)
い
青年
(
せいねん
)
男女
(
なんによ
)
を
堕落
(
だらく
)
せしむる事は
露
(
つゆ
)
思
(
おも
)
はずして
筆費
(
ふでづひ
)
え
紙費
(
かみづひ
)
え
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
電氣
(
でんき
)
の一
極
(
きよく
)
を
活字
(
くわつじ
)
と
結
(
むす
)
び
付
(
つ
)
けて
置
(
お
)
いて、
他
(
た
)
の一
極
(
きよく
)
を
紙
(
かみ
)
に
通
(
つう
)
じて、
其紙
(
そのかみ
)
を
活字
(
くわつじ
)
の
上
(
うへ
)
へ
壓
(
お
)
し
付
(
つ
)
けさへすれば、すぐ
出來
(
でき
)
るのだと
小六
(
ころく
)
が
云
(
い
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
力
(
ちから
)
なき
活字
(
くわつじ
)
ひろひの
淫
(
たは
)
れ
歌
(
うた
)
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
本の
活字
(
くわつじ
)
が目に沁みる。
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“活字”の解説
活字(かつじ、movable type、moveable type、en: links=no)とは、狭義として活版印刷に用いる凸型の字型。
広義には写真植字の文字盤やデジタルフォントなど、文字を同一の字形で繰り返し(印刷物やディスプレイ上で)表現するもの全般。
活版印刷の技術や手順全般については活版印刷を、印刷された本については刊本を、印刷された文章についてはテクストを、それぞれ参照のこと。
(出典:Wikipedia)
活
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
字
常用漢字
小1
部首:⼦
6画
“活字”で始まる語句
活字引
活字函
活字本