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氣位
ふりがな文庫
“氣位”のいろいろな読み方と例文
新字:
気位
読み方
割合
きぐらゐ
66.7%
きぐらい
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きぐらゐ
(逆引き)
「御冗談で親分、あつしの方で夢中だつたところで、お琴さんは
氣位
(
きぐらゐ
)
が高いから相手にもしてくれませんよ」
銭形平次捕物控:294 井戸端の逢引
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
對手
(
あひて
)
もなければ
小遣
(
こづかひ
)
もなく、まさか
小盜賊
(
こどろばう
)
をするほどに、
當人
(
たうにん
)
氣位
(
きぐらゐ
)
が
高
(
たか
)
いから
身
(
み
)
を
棄
(
す
)
てられず。
一席話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
氣位(きぐらゐ)の例文をもっと
(4作品)
見る
きぐらい
(逆引き)
仁和賀
(
にわか
)
の
金棒
(
かなぼう
)
に
親父
(
おやぢ
)
の
代理
(
だいり
)
をつとめしより
氣位
(
きぐらい
)
ゑらく
成
(
な
)
りて、
帶
(
おび
)
は
腰
(
こし
)
の
先
(
さき
)
に、
返事
(
へんじ
)
は
鼻
(
はな
)
の
先
(
さき
)
にていふ
物
(
もの
)
と
定
(
さだ
)
め、にくらしき
風俗
(
ふうぞく
)
、あれが
頭
(
かしら
)
の
子
(
こ
)
でなくばと
鳶人足
(
とびにんそく
)
が
女房
(
にようぼう
)
の
蔭口
(
かげぐち
)
に
聞
(
きこ
)
えぬ
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
私
(
わたし
)
の
父
(
ちゝ
)
といふは三つの
歳
(
とし
)
に
椽
(
ゑん
)
から
落
(
おち
)
て
片足
(
かたあし
)
あやしき
風
(
ふう
)
になりたれば
人中
(
ひとなか
)
に
立
(
たち
)
まじるも
嫌
(
い
)
やとて
居職
(
いしよく
)
に
飾
(
かざり
)
の
金物
(
かなもの
)
をこしらへましたれど、
氣位
(
きぐらい
)
たかくて
人愛
(
じんあい
)
のなければ
贔負
(
ひいき
)
にしてくれる
人
(
ひと
)
もなく
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
氣位(きぐらい)の例文をもっと
(2作品)
見る
氣
部首:⽓
10画
位
常用漢字
小4
部首:⼈
7画
“氣”で始まる語句
氣
氣色
氣味
氣遣
氣持
氣障
氣勢
氣質
氣分
氣高
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