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金棒
ふりがな文庫
“金棒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かなぼう
93.8%
かねぼう
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かなぼう
(逆引き)
そして
賑
(
にぎや
)
かな
囃
(
はやし
)
の音につれて、シャン、シャンと鳴る
金棒
(
かなぼう
)
の音、
上手
(
かみて
)
から
花車
(
だし
)
が押し出してきたかのように、
花魁道中
(
おいらんどうちゅう
)
が
練
(
ね
)
り
出
(
だ
)
してきた。
間諜座事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
早や
大引
(
おおびけ
)
とおぼしく、
夜廻
(
よまわり
)
の
金棒
(
かなぼう
)
の音、降来る夕立のように
五丁町
(
ごちょうまち
)
を通過ぎる頃、屏風の
端
(
はし
)
をそっと片寄せた
敵娼
(
あいかた
)
の
華魁
(
おいらん
)
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
金棒(かなぼう)の例文をもっと
(15作品)
見る
かねぼう
(逆引き)
毎日夕方になると
小
(
ちいさ
)
い新聞の来るのを待ち焦れて、其を見ては又下ったと言う。何でも
金棒
(
かねぼう
)
が下ったのだそうだ。金棒って何かと聞いたら、お島は株の事だといった。
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
金棒(かねぼう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“金棒”の意味
《名詞》
金属製の棒。
錫杖に似た金属製の棒で地面を突くと音が出るもの。
体操競技の鉄棒。
(出典:Wiktionary)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
棒
常用漢字
小6
部首:⽊
12画
“金棒”で始まる語句
金棒曳
金棒引
検索の候補
金棒曳
金棒引
金箍棒
如意金箍棒
“金棒”のふりがなが多い著者
火野葦平
葉山嘉樹
樋口一葉
林不忘
佐々木邦
海野十三
永井荷風
久生十蘭
国枝史郎
吉川英治