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金棒曳
ふりがな文庫
“金棒曳”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かなぼうひき
78.9%
かなぼうひ
21.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かなぼうひき
(逆引き)
「下女のお粂は本郷一番の
金棒曳
(
かなぼうひき
)
ですよ。親分ぢや、
憚
(
はゞか
)
り乍らあの女の口を開けられねえが、あつしなら、どんな事でも話します」
銭形平次捕物控:202 隠し念仏
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
小兼が
若衆頭
(
わかしゅあたま
)
で
裁附
(
たっつけ
)
とやらいうものを
穿
(
は
)
いて、
金棒曳
(
かなぼうひき
)
になって、肌を脱いで、襦袢の袖が幾つも重なって、其の美しいこと何とも
彼
(
かん
)
ともいえなかった、
愚僧
(
わし
)
は其の時ぞっこん惚込んだが
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
金棒曳(かなぼうひき)の例文をもっと
(15作品)
見る
かなぼうひ
(逆引き)
隣の
摘
(
つま
)
み
綿
(
わた
)
の師匠の家は弟子やら町内の
金棒曳
(
かなぼうひ
)
きやらでハチ切れるやうな
姦
(
かしま
)
しさです、多分この變事の噂でもしてゐるのでせう。
銭形平次捕物控:163 閉された庭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「どうもこの長屋に悪い女が来やあがって、いろいろよけいな口をきくもんですから、
金棒曳
(
かなぼうひ
)
きの
嬶
(
かかあ
)
やがき共がその尻馬に乗りましてね、弱い者いじめばかりしてしようがありませんや」
赤ひげ診療譚:06 鶯ばか
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
金棒曳(かなぼうひ)の例文をもっと
(4作品)
見る
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
棒
常用漢字
小6
部首:⽊
12画
曳
漢検準1級
部首:⽈
6画
“金棒”で始まる語句
金棒
金棒引
検索の候補
金棒
金棒引
金箍棒
曳金
如意金箍棒
“金棒曳”のふりがなが多い著者
野村胡堂
三遊亭円朝
山本周五郎